post92:我々は地域情報市民公社(RIU)を目指そう!
我々は地域情報市民公社(RIU)を目指そう!
彼は、「情報ユーティリティ( information utility )とは、コンピュータと通信ネットワークを組み合わせた公共的な情報処理サービスを行う情報インフラストラクチュアのことで、情報社会の情報生産の拠点となる。 その基本的な性格は、誰でも、どこでも、いつでも、必要な情報が容易かつ迅速に、しかも安価に入手できるといったところにある。そのはしりがCATVやキャップテン・システムである。情報ユーティリティは、① 公共サービス② 自作的生産③ 共同利用④共働生産・共同利用という四つの発展段階を経て完成される。さらに将来は国際的スケールにまで拡大し、GIU(global information utility 地球的情報市民公社)が出現し、世界中の一般市民の誰でもが、地球上のどこからでも必要な情報を得られるようになるであろう。
情報ネットワークのような社会基盤(インフラストラクチャー)は、フォーマルセクター(役所や会社などの公式部門)とインフォーマルセクター(市民運動団体、ボランティアグループなどの非公式部門)が共同してつくり上げていくものであり、真に情報社会が実現する基本的転換点は、社会全体として情報の価値の生産が物財の価値の生産を上回る時期であり、そして、インフォーマルセクターがフォーマルセクターより優位になる時期である。
また、そのようなグループは〟情報ユーティリティ(情報市民公社)〟として存在し、情報社会における情報価値生産の拠点であるという点で情報社会の社会的シンボルにふさわしい」と説明した。
第三セクター的な組織を目指してきた私達の発起時のコンセプトにダブルではないか! かつ、その先にあるものを明示してくれている。しかも、フォーマルセクターである中小企業庁のスマイルスシステム(コロンブス)を我々インフォーマルセクターがコミュニケーション型へと口説こうとした時の状況は、この視点から見るとまだまだフォーマルセクターがインフォーマルセクターより優位ということだ。一日でも早く市民本位、ユーザー本位の情報市民公社を実現させねばならない。それも地域単位で!つまりは、地域情報市民公社(RIU)を目指さねばならない、と決意させた。
COARAー3システム実現時、そのことをマニュアルの巻頭「豊の国 情報ユーティリティの使い方」と題して掲げた。そして、これ以降の情報サービスの体系化は、すべてがRIU(Regional Information Utility)のサービスの一環であると位置づけた。一九九〇年の統計情報サービスや豊の国ネットワークなどを整備開発していく時に、強いバックボーン・ポリシーをこの機会に得たのである。

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