post41:発言:0041 COA00004 1997/05/18 20:31 参照:33回タイトル: 新図書館はコミュニティをしっかり意識!

発言:0041 COA00004 1997/05/18 20:31 参照:33回

タイトル: 新図書館はコミュニティをしっかり意識!


 さて、水曜日のサンフランシスコです。

 朝起きて窓の外を眺めたら向こうのビルが霞んでる。 つまり、霧のサンフランシスコ。

 でも、昼は凄いよい天気で、普段は寒いのにとっても暑い!って皆さん言っ ていた。 確かに夏のような日差し。

 一番暑かったのは金曜日で94度だって。これって摂氏何度だろう?

(写真) 1077


 * サンフランシスコ図書館にやってきました。 一年前に出来たばかりだそう で、たいへんきれいだし、かっこいい!


(写真) 1078

 この一階の右横の一番アクセスがしやすい処はマルチメディアコーナーですって。

 だんだん利用者が多くなってそのよい場所を占有するようになったようです。


(写真) 1079 )

 私達を迎えてくれたのは、エツコさん、とっても気さくでにこやかに接して くれました。

  Ms. Etuko Wilson さん。

  よく 見学者があるようで、先週も大阪から来てたとか,、、彼女は日本の見 学者すべてを相手にしてるのかな? でも、めんどくさがらずにずーっと付き合ってくれるんです、感謝。


(写真) 1082

 で、最初に彼女に紹介してもらったのは,コンピュータ関係の技術責任者 の、、、あれ、名刺がない。もらわなかったのかな? エッコさん曰く。その方面では有名な方のようで、図書館をディジタル・ラ ラリーにするためにかな って実践 してきた方のようです。


(写真) 1080


(写直) 1081

 館内には300台ぐらいのパソコンがネットワークされているのかな。

  しかし、グラフィックが表示できない、テキストタイプのものが多いらし く、つい利用者間で奪い合いになっているようだ。

 憶測だが、やはり計画時と完成時には技術の進歩が激しく、できた瞬間に古 くなってい るというお役所の仕事だなぁ、と、思う。

 で、彼の机の側のパソコンでいろいろ見せてもらうが、「aids」という単語 などで検索が出来ることを言うので、そのコンテンツはどうやって造るのか?

 それをしつこく聞いてたら、違う女性を紹介してくれた。


(写真) 1083

 彼女の名前は、、、 Maria Andrews San Francisco Public Library Community Databese Services marina@sfpl.lib.ca.us

 7人いる地域コンテンツ制作者のリーダーです。

  エツコさん曰く、「へぇ~、こういう人達がいるのねぇ、知らなかった」です って。

 何しろこの図書館にはパートも含めると千人!近くの方々が働いている んだそうです、凄い規模。


 いやー、ここの話は面白かった。

 役所が地域コミュニティ・コンテンツをつくる話。

 まず,いろんな単語が出てくる。 「ヒューマン・サービス」ということを造るという概念。

  やり方は、「cityエディションからResource Guide」(市役所関連の組織一覧のようなもの?)を利用して団体をリストアップする。

 次に、そこに電話、FAX、など様々に決めた項目で調査をかける。今年は何をするか?等をも含めて。勿論、 年ごとに再調査更新することになる。

 また、「ネイバフ ッド・サービス」(ニュースペーパーやメールリストなど、新聞ニュース)などからいつも注 意しながら関連する団体を見つけておく。そして調査。

 勿論、商業関係も入っているらしく「Merchant Association」も含んでいるそうだ。


 それら調査したモノを、ロスアンゼルスのAIRS社(Info Live) 「A Taxonomy of Human Service」という分類本に従って、調 を分類わけする。

 その結果をデータベースに入れれば、「エイズ」という検索から地域で行われているあらゆるエイズ関連事業が 抽出できることになる。


 シニアセンターなどからたいへん喜ばれている。

 勿論多くの方々からであるが。(だって図書館のシステムは検索が命ですが、本以外のあらゆるコミュニティコンテンツの源泉を彼女たちが造っている!)

 で、たいへんでしょう、年々増えて行くはずだ、と、いったら、

「その通り。予算いっぱい、7人でぎりぎりのことをやっているが、毎年あっぷあっぷしていく、、、、いま、3000団体ぐらいの調査をしている」

 でも、彼女たちの仕事は連邦政府の考え方などをも受けた市が1994年にスタートさせた比較的新しい動き。 市と郡の予算でやっている。主に市の予算。

 だから、まだまだあちらこちらで同様のスタートは今からだろう、、、近々バークレーでも始まるようだ、、


 私達はこういうコンテンツを地域の官と共同して造らねばならない。


 さて、更にetukoさんから面白いことを聞いた。(写真) 1086

 (etukoさんは、先ほどのグループと私との会話を面白そうに聞いてくれてて こちらも面白かった!)

 この図書館を造るときに資金集めの方法として、マイノリティグループに1 ドル出してくれたら図書館の中にあなた達専門のコーナーを造りましょう、 と呼びかけたんだ な。

  そしたら、チャイニーズ、フィリピン、ラテン、、、 など即座に集まって ここがマイノリティを大事にすることと 、マイノリティそのものが金を出しあうほど強いことの両方を感じさせて面白いなぁ),各コーナーができている。

 で、実は、その中に、なんとゲイのコーナーがあった!


 ここがそう。 彼女が「見学させていいか?」と彼らに許可をとったら、「それは嬉しい、 我々に注目してくれて、、、どうぞ」ということになったが、ゲイはサンフラ シスコの1/6の人口らしく、凄いもんだ。

 また、金持ちも多いらしく、即座にあつまり、かつ、たいへん贅沢にできて いるようだ。

 とにかくゲイの権利が認められてる都市ですから全米から人が集まってきて いる都市。

007

(写真) 1087

(写真) 1088  それらしき本?

(写真) 1089

(写真) 1090  それらしきイラストや写真、歴史などが展示されてて、うなってしまう。


(写真) 1091

(写真) 1092

(写真) 1093

(写真) 1094

(写真) 1095

 勿論、写真には直接的に写さなかったが、ソファ等にゆったりと座って読ん でいる利用者が数人いました。


 etukoさん曰く「当然ながらそこで働く人達はそのマイノリティに属する人達 だし、そういったコーナーがそれぞれのコミュニティの集まる場になることで、図書館建設の資金集めにもなって様々に効果があることであり、あちこち 同様の動きがでるでしょうねぇ、、、」

 ということ。

 う~ん、面白い

(写真) 1096


 このコーナーは子ども達のコーナーなんですが、なんとその入り口には、 Gift from…,って書かれているでしょう?。 その通り、寄贈であって、あっちこっちがそういう形態で造られているらし い。


コメント

コメントはまだありません。

私はモデレーター♫、人生相談含めてなんでもどうぞ。