post27:発言:0023 (COA00004/尾野 徹 ) 1997/05/05 05:21 881回 タイトル:背広でニューヨーク(2)、、、
発言:0023 (COA00004/尾野 徹 ) 1997/05/05 05:21 881回
タイトル:背広でニューヨーク(2)、、、
さて、話変わってセルラービジョン社に行って来ました。
日本にいる時、公文先生からも面白い動きとして,また郵政省の地域情報化研究会の場でも出てた
LMDS(Local Multipoint Distribution System)技術
の本山です。
CellularVision
Senior Advisor
Mr.Patrick Grainey
さん。
簡単に言うと、光ファイバー並のスピードのデータ電送を簡易な無線方式で実現する、というもの。
具体的には各家庭や職場に30センチ四方のアンテナを取り付けて560Mbpsのデータ電送を行う、というもの。
数年前から実験をしてて、今年の2月ぐらいに結論が出て6ヶ月後の商用サービスに移行するらしい。
エリアは、彼らの言うPMSA(Primary Metropolitan Satistical Area)を対象とするもので、3,200,000家庭が対象になるという。
何ができるかって?
まずはコレ、ケーブルTV並のことなんですね。
彼ら曰く、光ファイバーは引っ張れば一カ所に3000ドルぐらいかかり、現状のCATVケーブルでも、1200~1300ドルぐらいかかるだろう。
しかし、セルラービジョンは500ドル以下で可能だ,と、力説。
従って、33チャンネルのベイシックなCATVを考えた場合、
CATVは, $26.48/月
セルラービジョンは、$19.95/月
と安く設定できる。
全体的に7割前後の値段設定になるようだ。
(写真)↑019
そして、最大の興味を引くのはデータ通信だからインターネット利用ができる!
速度は、現状560Kbpsでサービスできるらしい。
ただ、残念ながら下り方向だけ。
登りは電話回線!
「これじゃビデオメールが出せない」って言ったら、
「そんなもの誰が使うのか?」
「あと二年すれば双方向で同じ速度で通信できる予定だ」
とのこと。
(写真)↑020
別の部屋のインターネット接続しているものをでもアクセスさせてくれたが、残念ながら登り回線が落ちてて完全実体験はならずじまい。残念。
彼に、ディジタルTVのことが言われているが、これだったら同じことができるしインターネットを使った新しいサービスができるではないか? って聞いたのだが、
「我々は娯楽を届けるのであって、現状のCATVのサービスを安く実現すればいいのだ。ディジタルTVサービスといったって何ができるのか、、、」といった感じ。
(写真)↑021
これらの技術はFCCの所有物であり,FCCが許可しなければ外に出さない。
しかし、ちょうどカナダとの交渉が終わったところで近々カナダでもはじまるだろう。
そのほかに、タイ、フィリッピン、ブラジル、パナマと交渉中だ。
「日本はどうなるのか? 日本の誰かに話しかけているのか?」
「私の知ったことではないが、日本は郵政省が電波を規制しているからどうしようもないのではないのか。だから多分我々の側はそれほど一生懸命ではないかもしれない」
とのことですよ~、郵政相さん!
私の知らないどこかで頑張っていてくれることを期待します。
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盛んに写真を撮って帰れと勧めてくれる。
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で、資料もたくさんいただきましたが、全部英語のため(当たり前!)ジェトロの前川さんに渡しました。
きっと前川レポートとしてうまく説明してくれるに違いない。(彼はちょうど無線関連を調査しておられました。後述)
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さて、場所が変わって、セルラービジョン社から2、3ブロック離れた5番街のプラザホテルの前にあるビルの一角のペントハウス。
実は、会津さんからニューヨークに行ったらぜひともこの人に会って、と勧められた人物です。
(写真)↑030
Mr.John Brockman さん。
執筆家、編集者、出版者、と、多面的な活躍をしておられる方。
彼のwebは構成がわかりやすい。
www.edge.org
(写真)↑031
何故かというと、彼はwebのマスメディア性をそれほど信頼しておらず,人と人を結ぶメールでのコミュニケーションにインターネットの有効性を見いだしているから。
従って、彼のwebは、「誰それにインタビューした話」「誰それから来たメール」などで,ちょうど会津さんからのクアラルンプールからのメッセージもNewとして掲載されていた。
来る人来る人をこのように写真を撮っている見たい。
先日は、会津さんがここで日本の企業のトップの視察団を連れてきたとき、レセプションをしたんだ、と説明してくれた。
その時は息子に写真を撮らせたがあまりよくなかった。と、いいながら私のサイバーショットにたいへん興味を持ち、後で買いに行くみたい。
かつ、ビデオの話になったので、持っていたディジタルビデオカメラまで見せてインタビューの内容を録画したが、なかなか英語がわからん。
(写真)↑032
どっちにしろ、「コンテンツビジネスで成功の話はないのか?ワシントンやノースカロライナではユーザーでなく使わせる側の話ばっかりだった」と聞いたら、「それは当然だ、彼らは使っていないぜ、ユーザーじゃない」と言う。
では、うわさに聞くサンフランシスコのCNETはどうだ?って聞いたら,「それもダメだ。ビジネスなんか成り立つわけがない」というような口振りで、、、、またもやメールコミュニケーションの話になってしまった。
(写真)↑033
これ彼の机。いいなぁ、広いなぁ。
広くて机の上に何もおいてない机が欲しい!
(写真)↑034
彼におみやげに小さな能を舞う博多人形をあげたら喜んでくれて、彼の本をくれたし、日本語に出版している本(例の下村努のハッカーを追いつめた経緯本)をもくれた。重たいだろうからと日本に直接送ってくれるって。
いくつか既に持っている本もあったぞ。(それはいただくのを断りました)
ありがとう。
(写真)↑035
左は,そのお世話をして下さった秘書。名刺もらったと思ったけど今見つからないなぁ。
Brockmanさんに、「美人の彼女と写真写ったら誰もあなたの方を見らずに彼女の方ばかりになるよ」と言ったけど、これは通訳のAyakoさん、訳してくれなかった、、、。
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実は、もう少しゆっくりしたかったのですが、前の日に大分に電話したら,世界一周中の我が母親達がちょうどニューヨークにいるはずだ、というんです。
で、塚本さんの力を借りて「飛鳥」に電話したところ本人達は不在で、電話交換手が、その日の夜21時に出航するが、会いに来るなら19時までにお願いします,と、言われてたので、早々に引き上げた。
88piaということでホテルから真西に7~8ブロック歩けばいいのですが、ニューヨークは東西のブロックが南北より長いなぁ。。。
(写真)↑042
とにかくなんとか来ました。実は海軍の博物館がとなりにあって、航空母艦が様々な艦載機を乗せているところの隣。
(写真)↑041
雨がひどくなっててちょっとたいへん! で、どこからあがっていけるのか悩みつつも埠頭2階の見送りゲートに言ったところ、、、
(写真)↑040
「19時頃行きます」という伝言がしっかり伝わってて、2ヶ月ぶりぐらいに母親達に会いました。
元気いっぱいに見えますが、一人は風引いて熱だして往生した、とか、アジアからヨーロッパまでは快適だったけど、大西洋は揺れに揺れてもうどうしようもなかった、、、、と、聞いてあげます。
いくつになっても母親は母親。(写真)↑039
しっかりとお小遣いをいただきました。
(いつまでくれるんだろうなぁ。。。)
で、昨日僕来たんだけどどうしてた? って聞いたら、なんと昨夜は彼女たちは美女と野獣を見に行ったんだって。
それはそれは、、、昨夜は同じシアターにいたんだよ、、、と、笑い会ったのでした。
彼女たちは今夜出てメキシコに行き、一週間後ぐらいにサンフランシスコだとのこと、だったたらまた会うかもしれないなぁ。。。
大分にいるよりよく会うなぁ。

コメント
post27@35: 001 1997/05/05 07:26 参照:995回
001 1997/05/05 07:26 参照:995回
タイトル: それぞれに信念を持って主張されるお話は
それぞれに信念を持って主張されるお話は
すごい迫力ですね。
どの方向が将来伸びていくのかは解りませんが
でも、すばらしいと思いながら読みました。
尾野さんはお母様たちに会われたのですか。
偶然でしょうか、それにしてもこれもすばらしい
お話です。
ニューヨークを我が庭のようにして歩いてらして
楽しそう、
次のお話を楽しみにしてます。
002 1997/05/05 11:16 参照:1137回
タイトル: 広くて何もおいてない机って、
広くて何もおいてない机って、
事務局にある局長の机もデカイよね、けっこう。
ただ、だれかさんがすぐモノをおいてしまうから、狭くなるんですよね。
おまけに、そのモノの上に、またモノを置くから!
えっ!
仕事もしないで、1カ月もアメリカに行くような息子にお小遣い!
尾野家は甘い!
なぁーんてね。
003 (COA00004/尾野 徹 ) 1997/05/05 23:34 参照:1238回
タイトル: 事務局の机には、誰か他の人が置くものもある、
昨日の書類の上に、廻ってきた書類や郵便物が
「忘れられないように」と気を利かせてもらっ
てたくさん真ん中につもってしまい、はっと気が
つくとどうしようもない、、、
いや、やっぱり自分の書類の方が多いな。
◎◎さん、母親はまったく偶然、、、。