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あとがき


 コアラのドキュメント・ストーリーは幾通りもありそうだ。ファクト・イズ・ザ・ベスト・コメントそのものであって、2000人のコアラメンバーがいるとすれば少なくとも2000通りのコアラストーリーがあり、この本はワンノブゼムでしかない。

 コアラメンバーの皆さん、貴方流のコアラストーリーを是非ともまとめられてみませんか? コアラの中には貴方のその時その時期の考えや行動の裏付けが、発言やレスポンスとしてまるで日記のように保存されていますよ。今からでも遅くない、行動し、発言をたくさんしましょう、未来のドキュメントを作るために。

 実は当初、本文中にあちらこちら電子会議記録を配したかったのだが紙面の関係上できなかった、生き生きとしたメンバーの気持ちがより伝えられるだろう、と思えるだけに残念。しかし、これ以上長いと読み難いだろうし、それこそ、ディジタル・ブック/CD-ROM出版までそれらはおあずけにしよう。その時にはマルチメディアらしく写真もビデオもいれてみたいものだ。

 今年に入って国土軸関連のシンポジウムで発言する機会をいくつか得たが、マルチメディア事業や情報通信整備がビジネスチャンスとしてだけでなく、これからの国土を作る重要なものとの認識が情報化専門部署外でも強まったように思える。それもかけ声だけでなくNN連合のように実際システムとして構築できることを実感しながらであって、新技術を意識した新しいプロジェクト提案が求められているようだ。それこそカウンターカルチャーを造れる素晴らしいチャンスになりそうだ。

 そういった状況下での3月3・4日の別府湾会議は、県内外、国外の参加者のみなさんからよい評価をいただけたようだった。コアラグループはいつもの例会風にハイパーネットワークの地域利用に関するプレゼンテーションを行ったが、参加者からは我々のパワフルでネアカ、マエムキな発言に驚きと楽しさとを感じてくれたようだった。

 私はその中でBB21-プロジェクトを説明、大分のRII整備の気運はコアラ発足当時以上に強まっているようで、県庁内部も行政内の情報化、自らのハイパーネットワーク化を真剣に考える組織作りが動き始めたと聞いている。ブームの新社会資本投資を如何に使いこなすかということであって、過去の情報化からいよいよ新しい段階に一歩踏み出したようで、喜ばしいことだ。

 公文先生からは情報委員会を「情報化委員会」としてはどうか、と、指摘があったがナルホド、現状はその呼び名の方がフィットするようだ。県庁の動きとともに市民、企業、様々な団体が情報化委員会を頼って動き出すだろう。まずはそのBB21協議会の発足が先だろうが。

 とあれ、こうやって区切りの本を出すチャンスを与えて下さった皆さんに感謝申し上げたい。いや、コアラ発足からここまで導いて下さった、暖かく応援して下さった方々に深くお礼を申し上げたい。超多忙の中で寄稿して下さった平松知事や公文先生、後藤会長に感謝申し上げると同時に、JC、経済同友会、日本経済勉強会、商工会議所、ロータリー、と、様々に応援していただいた皆さんに感謝。勿論、会社の社員や家族にも、そして、電気設備工事従事者、管工事従事者にも。

 そして、最大の感謝はコアラメンバーに、いわば、すべてのネットワーカーに!


                一九九四年四月一日  尾野 徹

 



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